燃える山
分線の駅ホームから西側見える、杉が植林されたばかりの斜面。仲間うちでは「分線俯瞰」と呼び、阿寒岳が見える眺望のよい地点からの1枚。
山すそを回り込んで走る線路に当たる西日は、時間との勝負。背後に山を背負うこの場所では日が傾くに伴い、暗がりが手元から足元へと広がり、やがては線路も覆い尽くす。紅葉の時期には16時頃の列車でギリギリのタイミング。低い雲があると、日も当たらず撃沈となってしまう。
色付きがピークとなったこの日、夕方の列車が来ることには雲が無く、日が差していた。カーブの向こう、川上からやってくる列車の音に耳を澄ましながら待つことしばし。日が沈むギリギリのタイミングでやって来た!。
広葉樹の色付きがピーク、黄や赤に染まる山に夕日が差し、燃える山のようになった
2005年10月 ふるさと銀河線:川上~分線
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