寝台車の旅
11月5日から道東に撮影へ出かけた。いつもの自家用車ではなく、現地で落ち合う友人ふたり(風来坊さんと酒呑童子さん)が待つ女満別まで列車で往復することにした。久々な乗り鉄の旅。非常に楽しみで、胸が躍った。
22時半に列車の入る6番線ホームに着いた。入線まではこのカラフルな乗車位置案内板の下で過ごす。文字だけとは違い視認性もよく、旅情を駆り立てるアイテムのひとつにもなるのではないだろうか。
22時58分、案内のあと列車が入線。いよいよ車内へ乗り込む。
今夜の宿は寝台車、床下に発電用エンジンの付いていない3号車である。車体側面にはしゃれたエンブレムが貼り付けられている。
入り口上部にある表示板、始めて寝台車に乗った20年前と変わらぬもの。周辺の側壁面に見られる表面の痛みは、年月の長さを感じさせる。
車内へ入りデッキから室内への扉に手をかける。このガラスも変わらぬもの。飾らない書体が今ではレトロを感じさせるようだ。そしていよいよ室内へ…
以前と変わらぬ光景がそこにあった。車体幅の一方に寄せられた通路と、逆方向に並ぶベット。各区画からは木漏れ日のように車内灯の灯りが並ぶ。
指定されたベットに荷物を置き、身支度を整えると通路のいすを引き出し、流れる街の明かりを眺めながら、体を包み込む揺れと走行音を肴にビール缶を傾けた。
うまい、そして気持ちのよい酒だった。目覚めたのは原野の彼方に太平洋の見える西庶路のあたりだった。
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コメント
ち~す
変換ミスを突っ込にみ来ました。
5行目:始め「た」寝台車に乗った20年前・・・
6行目:この「カ」ラスも変わらぬもの。・・・
7行目でらを変換ミスしていればまるコードのミステリーだったのに(笑)
ついでに言うと、位置指定タグがどうも悪さしてる見たいですね。
おそらく意図しているレイアウトとは違う形になっているのではないかと思います。
んでも、やっぱ寝台車の旅は良いよねぇ~♪
今度は西へ行く寝台車で撮影に行く予定(^^;
投稿: ふうらいぼ | 2006年11月11日 (土) 11時12分
突っ込みをありがとうございます(汗)。早速、訂正しました、酔いと疲れでボーッとした頭だと、まともな文章は書けませんね。
位置指定タグ、難しいです。意味はわかりますが、MT&ニフの仕様を知らないので、もう無茶苦茶かも…。室内の写真、大きく表示させたいのだがなぁ~
寝台車のみならず、客車は最高です。あの静寂さと響く走行音は、客車ならではです。
投稿: まる | 2006年11月11日 (土) 19時40分