« 燃える空 | トップページ | もうひとつの「カシオペアぎらり」 »

2010年6月 6日 (日)

DDの居ない鷲別区

Dd51muro008

好天に引き寄せられるように出かけたこの日。撮影を前に鷲別区をのぞいてみると…、DDが居ない!
ものの見事に、留置車両のほとんどがDFでした。

土曜日のこの日、元々運用が少ないことから留置車両の多いのですが、稼働車両の定位置に居るのはDFばかりで、DDが居ません。よ~く見るとDFの奥に居るではありませんか。

Dd51muro009

その奥が良く見える場所に移動すると…

Dd51muro010

この通り、ナンバーのみならず、製造銘板まで外されています。
去年までのように番号のチョーク書きがないので、詳細がわかりません。

Dd51muro011

原色機のみならずB更新までもが。どんどんと廃車ということでしょうか。
この辺りに8両、更に奥にも3ないし4両、ヒムソにもB更新が1両留置されていましたし、札幌タにも留置車両があるとかで、かなりのDDが廃車前提の留置になっているようです。

Dd51muro012

DDが少なくて寂しい区内に、機関区員の出迎えを受け、原色機が戻って来ました。
頻繁に見かける1073号機でした。

本州内からの転入を受け、まだDDの命脈は保たれていますが、行く末はそう長くないなと、世代交代を感じさせるこの日でした。

2010年5月 室蘭線:鷲別~幌別(敷地外から撮影)

|

« 燃える空 | トップページ | もうひとつの「カシオペアぎらり」 »

コメント

ども~
一列に繋がれたDDが寂しいですね。
大昔、八高線の貨物列車が廃止された直後の高崎を思い出しました。

1073みたいに現役が居るうちに、渡道しないとなぁ。
今年は津軽海峡がなかなか越えられません。

投稿: GADO-GADO | 2010年6月10日 (木) 01時38分

>GADO-GADO兄さん
書きながら、その昔ゴハチが引退したS59年2月の吹田操車場を思い出しました。
58がずらり10両ほど、その並びにDD13も居ましたっけ…。
管理事務所に断って、構内で撮影したことを思い出しました。

いずれも寂しいものです。走り回っていたDDが静かに休む姿は何度見ても寂しいばかりです。
去年も同様な光景でしたから今年もか…と思うと、徐々に表舞台から消えていく現実を見せ付けられます。

まだまだ現役なうちにいらしてくださいね!

投稿: まる | 2010年6月10日 (木) 23時29分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: DDの居ない鷲別区:

« 燃える空 | トップページ | もうひとつの「カシオペアぎらり」 »