謹賀新年
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昨日の「燃える山」で紹介した「分線俯瞰」。この時はカーブからの飛び出しを狙った訳だが、そのカーブを北側から俯瞰した作品を紹介いたします。その名も「分線カーブ俯瞰(爆)」。
分線俯瞰からカーブを飛び出しを眺めた時、左方上方に少し開けた地点を見つけました。「あそこならカーブを夕方の斜光線で撮れるのでは?」と考え、後日の日中にロケハンしました。
幾度となく走った国道から、怪しげに伸びる林道の入り口。これまで全く気がつきませんでしたが、車を無理やり進めます。結果的に最近の利用頻度が高くないルートを進入したようで、車にとってかなりの無理をしながら進んだ先に、この撮影地を見つけました。
このロケハン時には、さらに先へと進み、それはもう廃道状態の所へと突っ込み、非常~に苦労して脱出したのも良い思い出です…。
そして撮影当日、夕暮れ前に撮影地に付き待つこと小一時間。怨念雲に遮られることなく射す西日を浴びながら列車がやってきた時には、その情景の美しさに心は踊り、シャッターボタンを押す指には力が入りました。
斜光線に照らされた木々が黄金色に輝く、秋の夕暮れ
2005年10月 ふるさと銀河線:川上~分線
なおこの後、出口へと戻る道を見失ったことで有り得無い所に出てしまい、国道へ戻るために大変苦労しました(号泣)。忘れたくても忘れられない大失敗な事をした日でもありました。
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分線の駅ホームから西側見える、杉が植林されたばかりの斜面。仲間うちでは「分線俯瞰」と呼び、阿寒岳が見える眺望のよい地点からの1枚。
山すそを回り込んで走る線路に当たる西日は、時間との勝負。背後に山を背負うこの場所では日が傾くに伴い、暗がりが手元から足元へと広がり、やがては線路も覆い尽くす。紅葉の時期には16時頃の列車でギリギリのタイミング。低い雲があると、日も当たらず撃沈となってしまう。
色付きがピークとなったこの日、夕方の列車が来ることには雲が無く、日が差していた。カーブの向こう、川上からやってくる列車の音に耳を澄ましながら待つことしばし。日が沈むギリギリのタイミングでやって来た!。
広葉樹の色付きがピーク、黄や赤に染まる山に夕日が差し、燃える山のようになった
2005年10月 ふるさと銀河線:川上~分線
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ようやく山の紅葉が見頃になりつつあります。次の休みも晴れるかな?
今年のストックが十分で無いので、しばらく去年の秋を振り返ります。
そのロケーションに惚れ、秋には毎週のように通った「ふるさと銀河線」。ちょうど今ごろが紅葉の見頃になり、晴れた日には「ここで撮りたい、あそこでも撮りたい。もう何年か早くから、この魅力に気づいていれば…」と、地団駄を踏む毎日でした。
そうした中でも、なんとかイメージどおりに撮れた、お気に入りを何点か紹介させていただきます。
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今日の一枚は、広田尚敬さんの「鉄道写真2005」で紹介されたことから、「広田山」と呼ばれる伐採跡の山からの作品。国道から急な作業道を登ること20分。足元から遠く数キロ先まで谷あいを行く線路が見えます。
その中でもちょうどロケーションの良い所に広葉樹林が広がる山がありました。「秋になれば色付く!」と、行く度に色付き具合を確認、そして迎えたこの日は快晴~!
紅葉真っ盛り!、正に見頃であった。
2005年10月 ふるさと銀河線:小利別~川上
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